USBメモリやUSB接続のSSD機器が遅い原因,理由の一つにゆっくり機器を差し込むことがあるようで早く指すと転送速度が早くなることがあります,異常に遅いMacで早くする方法の裏技あり追記参照

スポンサードリンク

嘘のようなホントのお話。


先日外付けタイプのSSD(HDD)ケースを使っていて、

転送速度が2MB以下に低下してて
終了時間が12時間以上!!

「なんじゃあこりゃああ!」

となったことがあります。(SSDで、USB3.0です)


あれ?前回はめちゃくちゃスピードがあって
「こりゃすげーや」と

SSDの性能に感動したのもつかの間、
今回転送速度のあまりの遅さにびっくりしつつも、

いろいろと原因を調べてみたら、なんと
USB3.0なのにUSB2.0と認識される場合がある
とのことなので、

いくつかその理由や原因を
まとめてみました。


追記で、Macで大容量ファイル(13.27GB)のUSB転送(コピー)を早くする
裏技もかいてますのでご参考に。



スポンサードリンク




解決方法、まず結論から



結論;

USB3機器はパソコン側のUSB口に差し込む時に素早く早くさす。




パソコン側に、USBをさしこむスピードが遅い場合や
ゆっくりと慎重にさす方がはまります → BJの事 orz…

ゆっくりだと、
USB2.0としてパソコン側に誤認識される場合がある。
(でも壊すよりはいいんですけどね、、、)




環境


macOS Catalina 10.15.7
MacBook Pro Retina, 15-inch, Mid 2015 (Intel Mac)
(USB3.0のついてるモデルです。)


Crucial SSD 1000GB MX500 内蔵2.5インチ 7mm MX500
SeqRead 560MB/s SeqWrite 510MB/s


HDDケースにSSDを入れて使ってます。(両方使用可能、当方機器は以下の物)

センチュリー シンプルBOX2.5 USB3.0 SATA6G ブラック 2.5インチSATA-HDDケース CSS25U3BK6G
(SATA 6G 現在取り扱いなし、緑色LEDがUSB3.0、青色がUSB2.0)


よく使っているHDD (参考)
HGST(エイチ・ジー・エス・ティー)
Travelstar 1TB パッケージ版 2.5インチ
7200rpm 32MBキャッシュ SATA 6Gb/s 【3年保証】
(読み込みはそこそこ早いが、書き込みは遅い)


理由,原因


オスの
USB2.0 は端子が4つ (前半部分)
USB3.0 は端子が5つ (後半部分)にあって

最初に前半部分にハード的にUSB2.0の部分があって、
奥にUSB3.0の端子があるので、

ゆっくりUSBをさした場合に、
USB2.0とパソコン側が認識してしまうことが
あるというのが原因のようです。


USBをゆっくりさしていると
パソコン側の認識タイミングがUSB2(前半途中)までの
接続の場合はUSB2とパソコン側が認識。
(その後奥までさしても変わらない)

USBが奥まで接続されてて、
パソコン側がその時に認識した場合はUSB3.0となる仕組みのようです。

ほとんどの機器が認識したタイミングの状態で
USB2.0となるか、USB3.0となる感じで、これはMacの場合も同じです。



以下はELECOMのページより引用。

http://qa.elecom.co.jp/faq_detail.html?category=&page=1&id=8372
Q.USB3.0をゆっくり挿すとUSB2.0として認識してしまう

USB3.0規格の構造上の仕組みで、USB機器をゆっくり挿した場合、
USB3.0対応にも関わらずUSB 2.0デバイスだと認識してしまう場合があります。

USB接続のSSDなどストレージの転送速度が遅い場合は
USBの抜き挿しで改善される可能性があります。

図 参考


このページでは抜き差しで改善される可能性がありますと
かいてありますが、できれば

「USBを素早くさしこむと改善される」という表現がいいかもですね。

あとは再起動しましょう、ともかかれてます。(以下の「対処方法2」の所につづく)




漫画家のボーン(Bourne)氏のツイートが超有名ですね。(私も見ました。)
初めてSSD買ったけどPS4でフォーマットしようにも
エラー起きるのでググったら

「USB端子にゆっくり刺すとUSB2.0として認識されます。
素早く刺せばUSB3.0として認識されてフォーマットできますよ」

って書かれてて何言ってんだコイツと思ったけど、
試しに素早く刺したらフォーマットできた

なにそれ
私も知らなかったです。(^ ^;)今はダイジョウブ(部)



このAmazonの図はメス側の構造がみられる所ですが
USBのオス側は先にあるので最初にUSB2が接続されるのがなんとなくわかるかと

オーディオファン USB-A メスコネクタ 基盤用 半田付け 9ピン USB3.0 5Gbps 対応 4個セット
図 へのリンク Amazonへ



対処方法2



USB機器をつなげてパソコンを再起動するか

パソコンを起動する前にUSB機器を接続してからパソコンを起動する。


あまりにも転送速度が遅い場合は
USB機器を接続して、

パソコンを再起動すると
USBを接続するさいの素早さは関係なくなるので

USB3.0と認識され、問題は解決されます。


昔話;

過去(以前)のパソコンの周辺機器は
パソコンを起動する前に接続してないと
認識しないものが普通だった。。。

今現在はPC起動中でも認識するので便利になっています。




スポンサードリンク

まとめ



USB機器を素早くパソコンに接続する。


他;Macの場合
USBメモリでなるべく高速のものを購入する、
しかし、1GBくらいまではわりと早く書き込みすることもあるが
約1.5GBを超えてくると、急に書き込み速度が遅くなる。(プチフリ?)

1GBくらいにデーターを小分けにして1つずつ転送するとまま早いこともあります。
(大容量のデーターのバックアップには向いていない。)、(⇢追記参照)


おまけ、上記ケースの転送速度実験


MBPでUSB3.0で上記ケースを使った実験
(外付けケースのSSDフォーマットはジャーナリング)

12月4日テスト MacBook Proから外付けSSDにデーター転送
758GBの転送時間 47分 (約)

1分間に16GBの転送速度がでてます。
1秒間で266MBの転送速度

図 AmorphousDiskMark (77%使用でのテスト)


HGST 7200rpm HDDテスト Writeが遅い、、、(右上)




USB3.0にて
今までHDDで2〜3時間ほどかかっていた
バックアップがSSDを使うことによって
1時間以内に終わるという結果でした。





参考;過去記事です
Macのデーターをバックアップする方法とおすすめ外付けHDDと容量,timemachine以外,とSSD




あとがき


USB機器の接続の仕方というか
接続を素早くやらないと、こんなことが起きるとは
実際経験しないと気がつかないかと思います。

私(BJ)もSSD機器のUSB接続で
ボーンさんと同じような目にあいました。(苦笑)
(素早さはパワーの1つである。)


USB3.0 のケースのスピードが6Gbpsでも
HDDの場合はその転送速度をいかせてなくて、

HDD 7200rpmでも 30 MB/秒 (書き込み、Write)
くらいしか速度がでません。(右上)


私の使っているケース
センチュリー シンプルBOX2.5 USB3.0 SATA6G ブラック 2.5インチSATA-HDDケース CSS25U3BK6G (販売終了)


しかしそれでも、
USB3.0の規格が5Gbpsなので、その理論値に近づく環境ができると
体感的に約2倍以上の速度上昇がみとめられました。
これは実際につかってみるとわかります。

(注意;ケースとSSDの相性が時たまあります。PCも。)

こちらはeSATAもついてる機種


SSD高価であったのと、HDDとさほど変わらないのでは
と思って使用をためらっていたのですが

最近、実際バックアップ用につかってみて
こんなに体感速度がかわるのか、と驚いた次第です。(今頃)
(Macのシステムレポート USB 最高 12Mb/秒)

ただし、パソコンやケースやUSBの規格とかで
相性がでる可能性もありますが、

今までUSB3.0の真(?)のスピードを味わえてなかった
ことが悔やまれます。(時間を無駄にした。ケチっていたのが、、)


それでもSSDにバックアップしたデーターは
デスクトップのMacで
SSD→HDDと念のためのバックアップを行ってます。
(これは、約2〜3時間ほどの放置になります、ここは今までと一緒)


できれば、USB3.1(Gen2)や3.2の世界をみてみたいのですが
今の所、実際にはまだ使用してません。。。(2021年)


まあでも、USB3.0としても
実際はHDDなどの場合はボトルネックがあるので
SSDで試してみるのもいいのではないかと思います、

お試しあれ。


追記;
USBメモリーelecomの32GBを購入しましたが(たしか2千円クラス)、
 あまりの転送速度(書き込み)の遅さに辟易してます、
 32GB以上のデーターをバックアップする場合はSSDを購入したほうがいいです。(提案)

 他のメーカーで256GBのUSBも持ってますが、42GBのバックアップに2時間近く(以上)時間をとられました
 大容量のUSBメモリは思ったよりは使えないと思います。
(15.4GBを再計測してみましたが、55分ほどかかりました。途中止まった感じになる)

BJのMacとの相性いまいちかも?
エレコム USBメモリ 32GB USB3.0 スライド式 高速転送 アルミ素材 ブラック MF-DAU3032GBK


elecomはまだ実験してませんが、
追記の方法の裏技も使えるかもしれません。


接続端子等ご注意ください。

センチュリー シンプルBOX2.5 USB3.0 SATA6G ブラック 2.5インチSATA-HDDケース CSS25U3BK6G
このケースの一番のメリットがHDDとSSDの脱着が簡単である。
(注意;SSDは少し引っかかるのと隙間ができる)

厚めのHDDも蓋をしなかったら使えたりもする。(自己責任)





CrucialのMX300 1TB

HDDが使いたい場合(最近手に入りづらいかも)


追記;ファイルサイズを小さくして送る方法(裏技)ともう一つの方法


ある程度の容量までなら早いこともあるので

100MBや200MB位に分割しひとつづつコピーすると
いった方法もありますが、環境に影響されるかもしれません。

ということで、
転送したいファイルすべてをフォルダに入れてZIP圧縮し
その後以下のアプリで分割して
1個づつUSBに送るというやり方を行います。
(500MBくらい?にしてとか、USBへの分割適量は不明、実験中、以下追記参照)


簡易実験結果;
13.27GBのファイルをzip圧縮に約7分(表示、実測ではない)
900MB分割に数分(1分くらいか?)、(今回は15ファイルとなっている,設定ファイル含む)

943MBの1ファイルのUSBコピー(移動)が約30-40秒ほど(必ず1個づつコピーを行う事)

結果として
zip圧縮時間を加えても、USB転送時間が劇的に早くなる。
13.27GB(多数のファイル)を直接USBコピーは数時間かかるので
Mac同士であれば問題は少ないかと思います。

注意点としては高速のUSBメモリを使うことでしょうか、

あと、USB上でのzip展開(解凍)は時間がかかりますのでmac側にコピーしてから展開がいいです。




もうひとつの裏技 OSとアプリとUSBの相性がよければ これでしょうか。

①USBに送りたいファイルをフォルダに入れzip圧縮。(1個ならzip圧縮いらない)
②Jihosoft Free Big File Senderを使い、Output(保存先)をUSBに指定。
  (USB容量に注意、大きい場合は上記方法(簡易実験結果;)のように1個づつ。)

③splitで実行する。(右下のボタン)

これが私の環境ではベターな感じです、おためしあれ。(分割容量は実験中、追記参照)

通常のUSBコピーでは、1.5GBくらいからプチフリみたいな感じがおきてます。

(分割容量は今の所900MBから1GBくらいか、、それとも40MBか、、)
(ネットワークテストは行ってません。)



追記;その後の検証結果です。(環境、状況でかわることもあります)

19.61GBのファイルをUSBへコピーする時間。(zip)

200MB分割 アプリ使用で、約10分35秒
900MB分割 アプリ使用で、約11分49秒
50MB分割 アプリ使用で、約10分50秒

ZIPをそのままUSBにコピーした場合は、約11分35秒(これが楽かも)

無圧縮ファイル(19.77GB)は15分で4.40GBまでしかコピー出来ず
相変わらず時間がかかるので、途中中断。(19.77GBの半分もコピー出来ず)

ということで、簡易の結果ですが

圧縮zipをUSBにコピーするか
このアプリを使用するかの2択ですね。


私の環境では、
アプリを使用する場合は200MB分割くらいが良さそうな感じです。

状況に応じて使い分けられてみてください。

zip圧縮してUSBコピーが楽かもという結果になりました。(今の所)

(Macのzip圧縮はファイル(メニュー)の所にあります、OS標準)

テストに使用したUSBは以下の256GBのものです、以下の商品は512GBのものです。


Macで巨大ファイルを分割し転送し結合するアプリJihosoft Free Big File Senderの使い方,使用方法について,巨大ファイルを転送出来ないときに,フリーアプリです




考察;
パソコン教室の先生に聞いた話ですが

多数のファイルを1つにまとめたほうが転送効率がよくなる、
みたいな話を聞いたことがあります、

MacのSSDファイルシステムとUSBの関係がまだまだ、調整されてなくて
最適化やその他のアンバランスがこの異常に遅い原因ではないのか?
と考えてはいますが、どうなんでしょうねぇ、、、

そういえば、windowsも1個のファイル転送はMacより早い場合もありますね。(BJ環境)
スポンサードリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください