
M3 MacBook Proをステレオスピーカーにする方法です。
細かくいうと、
Macに外部からのアナログ音源(ステレオ)を入力し
Macのスピーカーから、
入力したステレオ音源をステレオとして出す方法です。(Macのスピーカー化)
スマホからの出力(Bluetoothやイヤホン端子)や
イヤホン端子のついてる音楽再生装置(iPodやラジオ等)ならほぼ可能です。
Bluetooth出力機器からの再生も当然可能です。(注意①)
あとMacをミキサー風にすることも可能です。(入力4 出力4)
(今回は入力音源は2つ、①Mac側と、②USB-Cからの音源の管理と出力)
自己責任の方法ですが、ご興味あるかたはどうぞご覧ください。
使う製品、Saramonic SR-C2003
3極プラグからの入力信号(ステレオ音源)をMacに入力する機器です。
Saramonic
SR-C2003
Type-C TRS Jack to USC Type-C
(USCと書いてあるが、USBの書き間違いでは?)
3″FEMALE 3.5MM TRS TO USB TYPE-C MALE ADAPTER CABLE
図


回路
3.5MM (3.5 mm)のピンケーブル(ミニプラグ)を差し込みUSB-CをMacに繋ぐだけです。
図 SR-C2003 と ピンプラグと 4極を3極に変換するアダプター

再生装置はイヤホンジャックやTVなどのイヤホンジャックからでも可能ですし
Bluetoothレシーバーからの出力にピンプラグがあればMacに入力可能です。
3極がいいみたいです。(テスト中、4極は未テスト)
有線部分を無線化したい場合はBluetoothのレシーバーを間に入れ
上記機器にピンプラグ入力で使うと使い方がひろがります。
(Bluetooth機器にピンプラグ出力のある物)
(音質はBluetooth機器に左右されるかと)
(簡易テストでは、ケーブルの質や接触が悪いと時折ノイズが入ります。)
(アナログ機器をよくつかった方はご存知かと、)
図 Bluetooth
以下の機器をレシーバーモードにしてスマホからの音楽を
このレシーバーに飛ばしてLine入力する感じです。(音質は若干おちると思います)
Macの設定、システム設定
図 システム設定 サウンド 入力
サウンドエフェクトの再生装置 USB PnP Audio Device
入力 USB PnP Audio Device USB
入力音量は 適度なレベルに

図 出力 (システム設定 サウンド )
BlackHole 2ch 仮装

Audio MIDI設定 (オーディオ装置)の設定
図 出力
これは出力なので、今回の記事とはあまり関係ありません。(テスト中)
(イヤホンも使えるかとおもいきや、BJの行なった実験範囲では音がでないです) (テスト中です)
(Macのイヤホンで聴く場合は率直にイヤホン端子をお使いください)
(Mac用USB-Cのイヤホン変換器はBJもっていません。)

図 入力
USB PnP Audio Device 2
ボリューム(プライマリ)を下げたほうがいい(BJの場合)
(Amazonレビューには48,000とかいてあるので、テスト中のところもあります)

図 BlackHole 2ch
Internal Fixed
出力
44,100 Hz ←これ地味に大事。

図 MacBook Proのスピーカー

LadioCastの設定
図 右側の音源の音がでているタイミングのキャプチャ画像です(当然左側も出ます)
入力1を USB PnP Audio Device 出力メインを MacBook Proのスピーカーに設定

以上で設定は終了で、これでMaのスピーカーから外部入力からの 音楽(音源)がなります。
後半にLadioCastのいくつかの実例を載せておきます。(ミキサー化)
BlackHoleについて
MacでSoundflowerが使えないインストールできない場合に代替アプリとして仮想オーディオデバイスの代わりの「BlackHole」がおすすめで一緒にLadioCastを入れるといいです,簡易使い方,El Capitan,Catalina,High Sierra,Mojave,MontereyもOK
問題点①
LadioCastはOSの横からの介入拡張機能?なので
入力パターンをかえると音が途切れることがよく(時々か?)起こります
その時は
LadioCastのプログラムを終了し再起動することで元に戻ることが多いです。
時としてOS再起動も必要な場合もあるかもです。
BlackHoleの仕様変更に影響される可能性がある。
MacBook Proの構成(OSや過去の機種など)に
よってはうまくいかない可能性があるので
よくよく考えてから製品(Saramonic SR-C2003)を購入されてください。(お願い)
Intel Macではまだテストしてません。
今回の実験機種はM3 MacBook ProでOSはSonoma 14.7.1です。
LadioCastが新OSに対応しなくなった場合は使えなくなる可能性がある。
USB-C入力は独立した音源としてBlackHoleとLadioCastを
通過している印象です。(2025年2月現在)
上記設定以外でも音(音源)はでるので
どの設定方法がいいのかまだ試行錯誤中です。(テスト中)
(ご自分でも色々試されてみてください。)
入力がアナログなので、Mac側のボリューム調整が必要
初期設定ではたぶん音割れするので、
ボリュームコントロールに気をつけて行なってください。
(アナログ側で音量調整可能なら行なったほうがベターだが、できない場合は相性がでる可能性がある)
SaramonicのUSB-Cのケーブルが細いので、取り扱いが悪いと断線しそうである。
いきなりケーブルを引っ張る(引っこ抜く)無骨な方はご注意を!
そーじきのコンセントを抜く時に
コンセント接続部の持ち手を丁寧に持って丁寧に抜く方はダイジョウブ。
問題点②
MacBook Proの最近?のOSの問題の一つとおもいますが
サンプリングレートというか、フォーマットが
デフォルトで48,000 Hzと設定されているので
今までの音源との相性が悪いパターンがあり
今まで44,100 Hzで作られ構築されてきた物を
48,000 Hzで聞くと
音質劣化やノイズなどが発生するので
この設定を44,100 Hzにもどす必要があることが多い印象です。
(BJは44,100 Hzに直してつかってます 2025年2月現在)
ということで びっくりするくらいMacの音が悪い場合は
このオーディオ設定(AudioMIDI設定)を見直してみてください。
M3 Macのステレオ音はノートPCの中では
かなり音質のよいスピーカー構成かと思います。(BJの感想です)
MacBook Pro 2015 Mid と比べ音の重低音が増強されている。
(2015 midもイヤホンで聴くと音いいですよ)
他 Apple側の問題として
勝手?に機器を作っているサードパーティに厳しいことが多いので
この記事をかいたことでなにか対策される可能性もあるかも?
(シャチョーさんやんないでね、お願い これからの時代はお金だけではないですよ) 粋
音質 テスト中です、
聴テスト中です。
第一印象ですけど、
スマホを出力した場合、結構いい音で聞こえます。(Xperia 5 II)
スマホの音をステレオスピーカーで聞けるので感動がある。
(BJ的には合格レベル あくまでBJの感想です。)
スマホ側でもボリューム調整可能。
ただし4極を3極に変えるアダプターが必要。
(BJの使っている物は上記写真にあります。3極を直接Xperia 5 IIに繋ぐとノイズがでる)
(Xperia 5 IIの場合は変換アダプター必要だが、PCを通さない場合でモノラルスピーカーに出力の場合は3極でもうまくいく場合がある。テスト中)
その他の注意点として
3極のミニプラグは規格が複雑なので、選択はご注意くだい。
出力機器の音質がそれなりの場合は機器の性能に左右される印象、
音楽を考慮してない音がなるだけのHDMIディスプレイの音声出力の場合は
音がいまいちだった。(といっても、ボーカルはまあ普通に聞こえます)
Mac Miniの音声出力(イヤホンジャック)につかえるかもだが、
まだテストしてません。(執筆時)
続き イヤホンジャックからの出力MacBook Proで再生可能です。(簡易テストのみ)
(Mac mini late 2012 High Sierra 10.13.6)
LadioCastのミキサーとしての使い方の一例
こんな感じで使えます。
これが正解ではないかもですが、
いくつか試されてご自分にあった使い方をされてみてください。(お願い)
図
外部入力(USB-C)の音源をBlackHoleに流し
BlackHoleから Macのスピーカーに出力(Macの音源+外部入力の出力)

図
BlackHoleの音源をMacのスピーカーとBT-B20
外部入力をMacのスピーカーとBT-B20に
2つの音源をBluetooth機器のレシーバーに飛ばして、BT機器で受信する使い方

図
Macの音源をスピーカーとBT-B20に飛ばして
外部入力だけはMacのスピーカーに出力(一部 1つだけ 聴く感じ)

図
Macの音源と外部入力をそれぞれ、Macのスピーカーに出力

BT-B20 MacのBluetoothのレシーバーとして使用しています。
BT-B20はスマホのBT出力のBTレシーバーとしても使えます。
(BT=Bluetooth)
参考;
Bluetoothの中継機を既製品を使い自作(注意1*)し通信距離を延長し伸ばす方法,壁,遮蔽物,障害物の出口に置く組み合わせリピーター(レピーター)の設定方法で電波が届かない場合の対処方法,短い電波を遠くの距離に飛ばす方法です
環境 Macと構成とか
MacBook Pro 16インチ 3456X2234
Apple M3 Max メモリ36GB
macOS Sonoma 14.7.1になっている
SSD 2TB
USB 3.1 Apple T8122USBXHCL
Saramonic SR-C2003
左右確認とか
聴用テストなどに
マイク入力に関して
ステレオマイクを持ってないので実験はしてません
モノラルマイクはあるので、時間がとれたら実験してみますが、
もうしばらくお待ちください。
ステレオの信号がちゃんとMacに認識されているので、音はでるのではないかと思います。
マイクは機器との相性がでることが多いので、よくよく調べてから
購入されてください。
記事、できました。
Macbook Proに外付けマイク(外部マイク)を接続し録音する方法,マイク接続端子はUSB-CとUSB-A(注意*1)です,マイクを認識しない時の参考に,ついでにピンマイクでも音質テストしてみました。
追記;USB-A変換アダプタ(コネクタ)で使えるのか? USB-C → USB-A
2015 midのMacBook ProはUSB-CがなくUSB-Aなのですが
以下の変換アダプターを接続すると
同様にMacBook Pro 2015 midがスピーカーになります、
当然ステレオです。
MacOS monterey 12.6 でテスト済み。
音質に関しては、M3 MacBook Proの方がとても迫力があるので
ややソフトな感じというか、かなり軽い感じの音楽に聞こえます。
時代の流れで仕方ないですが、音質はM3 MabBook Proの圧勝です。
が、しかし、引退マシンの有効活用の一つとしてつかえますので
興味のあるかたは実験されてみてください。
システム環境設定の
サウンド 入力 で
USB Pnp Audio Device を選び
あとはLadioCastを上記説明と同じ様な感じで使えます。
使用アダプターは以下のものです。
UGREEN USB Type-C 変換アダプタ USB 3.1 Type C メス to USB 3.0 オス 変換 10Gbps QC3.0 急速充電と高速データ転送同期 Windows 10 / Mac OS対応 MacBook iPad Pro iPhone 13/12/11 Pro Maxなどに対応 紛失防止ストラップ付き
あとがき
最初うまくいくのか疑問でしたが、
USB-Cになって
外部入力の音源(ステレオ)をMacBook Proのスピーカーで
ステレオ出力でだせるのか?
結果、まあなんとかなりました。(^ ^)
あと、M3 MacBook Proのスピーカー 音 結構いいです。
購入当初はここまで音大きくしなくてもと思っていたのですが
なれとは恐ろしく、今は普通に聴いてます。
安価なBluetoothスピーカーより高音質です。
そんなMacBook Proのスピーカーをなんとか使えないのか、
というので始めたのがこの記事の始まりです。
一般的に売られている、
USB入力装置はマイク入力のモノラル、
それも大抵 音声の左(L)の入力のみ
モノラルマイク(L)として、音声を扱っている感じであるので
ステレオ入力のできる、USB-C製品をさがしていました。
そんなとき、
Amazonのレビューに可能な機器(Saramonic SR-C2003)のことがかいてあったので
早速注文しテストしてみた次第です。
レビュー書いてくれた方々ありがとうございます、
とても参考になりました。
ということで、かなーり前から、MacBookのスピーカーを
なんとか使えないかな、と考えていたことが実現できました。
スピーカーを置く場所がない時、
または外出先でスマホの音源をちょっとしたスピーカーで
鳴らしたい場合なんかに重宝するかもしれません。
お好きな方はためされてみてください。
(ただし最大音量はテストしてません)
おまけ ステレオ音源入力ができなかった機器たち
今回のMacのスピーカー化 ステレオ再生目的としては使えない機種達です。
ただ、つかえないわけではないので、おまちがえのないよう、
その機器はマイク単体での使用を想定してつくられた物で
マイク音源をステレオとしては考えて想定してないだけのようです。
以下の機種はMacにモノラルの音声(左 L のみ)として入力するものですので
間違えて購入しないようご注意を。
USB-AADC02BK
USB AUDIO BOX UAB-80
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